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子ども同士のケンカなのにママ友に距離を置かれて悲しい……。#ガンバラナイ人生相談

カルチャー

2021.12.05 更新

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「ママ友に距離を置かれて悲しい」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:ママ友に距離を置かれて悲しい


(東京都 41歳 なおみ 正社員)イラスト

最近仲良かったママ友から、距離を置かれるようになりました。

タイミング的に、原因はうちの息子とママ友のお子さんが学校で軽いケンカをしたことだと思います。

元々ママ友とは数日おきにLINEで連絡を取り合ったり、月に数回ランチに行くほどの仲だったのですが、最近はLINEをしても既読スルーされて「ごめん返事し忘れてた」と言われる始末。

子ども同士のケンカでこんなに距離を置かれるものでしょうか。

他に仲の良いママ友がいないので、寂しくどうしたらいいものか考えてしまいます…。

あくまで子どものケンカ!ただ、そう考えられない人もいる

回答

子ども同士のケンカなのに、なぜ親の自分まで距離を置かれているのかなあと思っちゃいますよね。私も同じ立場だったらきっと同じように思うと思います。

ただ残念ながら、そのママ友は、親と子どもを切り離して考えられない方だったのかなと推測しました。

日本では昔、親が子どもより偉いという考え方がありましたよね。それと同時に、親が子どもに大きな影響を与えているという考え方には根強いものがあります。その考え方にのっとると「親が〇〇なら子どもも〇〇」、逆に言えば「子どもが〇〇なら親も〇〇」だと考える人も日本にはまだまだ多いんですよね。

子どもは親の分身ではないですが、そのママ友は子どもを通して親を見る、そんな傾向があったのではないでしょうか。だから子ども同士のケンカを自分事として捉えてしまっているのだと思います。

一緒にいる時間も長いので、親は子どもの考え方に多少の影響を与えるとは思います。けれど、子どもには子ども独自の経験や周りの人との関わりがありますよね。だから親とはまた全く違う人格です。相談者さんが「あくまで子ども同士のケンカだったから自分とは別だ」と考えているのは全く間違っていないと思いますよ。

この一件で、そもそもの互いの価値観が違うことが露呈してしまったということなのかもしれません。ママ友との関係を修復するのはかなり難しいと思います。であれば、ここがダメなら次行こう!と他のママ友を探してみるのはどうでしょうか。子ども同士のケンカなんてよくあることだと思いますから、そんなことで関係が崩れないようなステキなママ友が見つかるといいですね。健闘を祈っています。少しでも納得して、そして次に行ける手助けになれたら幸いです。なおみさん、相談してくださってありがとうございました!

 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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