定期的に読書をしている人は約3割
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、93人の女性に読書習慣についてのアンケートを実施しました。
「定期的に読書をしますか?」という項目では、「いいえ」と答えた人が圧倒的に多く72%で、「はい」と答えたのはわずか28%でした。
家事に育児に仕事と何かと忙しいアラフォー女性たち。読書をしたくてもなかなか時間をとれずにいる人も多いようです。
さらに、定期的に読書をしているという方々には、月にどのくらい読むのかもお聞きしました。
「2〜5冊」と答えた人が一番多く61.5%、次に多かったのは同率で「1冊」と「11冊以上」で11.5%でした。
定期的に読書する方は、忙しい中でも意外と多くの本を読まれているんですね!
今までに読んだ本で価値観や生き方が変わった人も
さらに、先ほどのアンケートでは定期的に本を読むことができないという女性も含めて、「今まで読んだ本の中で、人生・価値観・生き方に影響を与えてくれた本はありますか?」という質問もしてみました。
その結果、30.1%の女性が「ある」と回答。
そこまで多くはないものの、今まで読んだ本で価値観や生き方が変わった人もいるということがわかりました。
では、実際にアラフォー女性たちの価値観や生き方に影響を与えた本にはどのようなものがあるのでしょうか?
私はこの本で価値観が変わりました
ここからは、先ほどのアンケートで「今まで読んだ本の中で、人生・価値観・生き方に影響を与えてくれた本がある」と答えた人が、実際に読んで影響を受けた本を一部ですがご紹介します。
『「違うこと」をしないこと』(吉本ばなな)
『人間関係を見直して、LINEや電話帳の整理をした』
自分に正直に、本来の自分を生きるためのヒントが得られると人気の本。
本を読んだ人のレビューでは、たくさんの人が「何度でも読みたい」と書かれていましたよ。
『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)
「モノを増やしたくないと思った」
「こんまり先生」の愛称で有名な片づけコンサルタント・近藤麻理恵さんの著書。
筆者もこの本は発売当時に読んだのですが、その当時はまだこんまりさんのメソッドは今ほど知られてはいなかったので衝撃的でした。
片づけのテクニックだけではなく「自分の心」とも向き合える内容となっているこちらの本。
なかなか部屋を片づけられない人に、一度は読んでいただきたい本です。
『フランス人は子どもにふりまわされない』(パメラ・ドラッカーマン)
『子どもとの接し方に悩んでいる時に、心を楽にさせてくれた』
パリに住むアメリカ人ジャーナリストのパメラ・ドラッカーマンさんが、心を穏やかに子育てをするための100の秘密を書いた本。
実際に読んだ人からは「育児で悩んでいる時に読んで救われた」という感想が多かったです。
「新しい発見というよりは共感が多い」との声もありましたが、正解がなく孤独になりやすい育児において「私だけじゃないんだ」と思えるのは、とても励みになりますよね。
どの本も新しい世界を広げてくれる財産に
アラフォー女性に聞いた読書習慣や、自分の価値観を変えてくれた本についてご紹介しました。
同じアラフォー女性だとしても、その人が置かれている立場や状況によって、内容の解釈もきっと変わってきますよね。
回答の中には「読む本はすべて何かしらの影響を与えてくれるし、新しい世界を広げてくれる」という意見もありましたよ。
この意見を聞いて、筆者も「どんな本だとしてもマイナスになることはきっとないのだろう」と感じました。
読書の秋、みなさんが素敵な本と巡り会えますように。