回答:現代病「休みたいのに休めない症候群」かもしれません
お気持ちすごくわかります。昔過労になったことがあるのですが、実はその時の私の考え方や感じ方によく似ているんです。実際にその状況をどう抜け出したかをぜひ聞いてください。
現在の状況としては、何かしていないと不安になるような状態ですよね。刺激を受けたり、役に立ちそうなことをしていないとソワソワしてしまったりしていませんか。ひどくなると、眠りも浅くなるし、集中力も切れがちになったりと、色んなところに影響が出てきたりします。
仕事モードが抜けないアナタへの処方箋
そんな時はこの考え方を取り入れてみてください。
それは、「休むことこそが一番効率的な時もある」という考え方です。
過労で倒れた時に、医師からは安静にしているように言われていました。けれど、その時の私は「休むってどうやるの?」とお医者さんに大真面目に尋ねるような精神状態だったんですよね。疲れ切っているのにも関わらず、勉強をしたり運動をしまくっている私にお医者さんが放った一言がこれでした。
「休むことこそが一番効率的な時もある」。常に動き続けていないとダメな人間になってしまうと思いこんでいた私は、この言葉にガーンと頭を打たれるような衝撃をうけました。と同時にその一言がものすごくしっくりきたんですよね。そうか、それもそうだなと思えたんです。その時から、やっと初めて心の底から休めるようになったんですよ。
休むことそのものが効率的だ、というこのアイディアをぜひよく心の中で味わってみてください。休むことって、非効率でも、無駄でも、タイムロスでもなんでもありません。時に、一番必要なことなんですよ。休むことそのものが生産的なんです。
どうか相談者さんの心に届きますように。新しい捉え方というのは腑に落ちるまで時間がかかるかもしれません。けれど、これが腹落ちしたときには必ず世の中がもっと穏やかに見えると思います。今まで心から楽しめていたことに対するワクワクもきっと戻ってくるはずですよ。健闘を祈っています!