連載記事

家族やパートで不満はないけど「私の人生このままでいいのかな」と不安になる #ガンバラナイ人生相談

心と体

 家族やパートで不満はないけど「私の人生このままでいいのかな」と不安になる

2022.03.13

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「私の人生このままでいいのかなと不安になる」というお悩みです。

広告

連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:家族やパートで不満はないけど「私の人生このままでいいのかな」と不安になる

イラスト

(茨木県 46歳 ユウミ)

夫は47歳で、仕事はIT系で部長クラスです。部下からも慕われている感じで、仕事もうまくいっています。私はパートで週4スーパーのレジ打ちをやっています。

14歳の息子がいるのですが、親離れしており家に居るときは部屋にいて、しゃべるのは食事のときくらいです。

家族仲は悪くないし、パートの人間関係も悪いわけではないのですが、漠然と「私の人生このままでいいのかな」という不安があります。

テレビなどで輝いている同世代の女性を見るとなおさら。何か挑戦したいと思うけれど好きなこともなく。何かやりがいのあることをしたいのですが、どう始めたらいいのかわかりません…。

 

モヤモヤする時は!「本当はLIST」を書いてみよう

回答

具体的な不満はないのに、なにかモヤモヤしてらっしゃるんですね。すごくわかります!私も長らくそういう時期があったんです。漠然とした不安だからこそ、より不安が強まったりしますよね。

私個人の話になりますが、実は大学在学中に過労になり、その後2年間寝たきり生活があったんです。その時に、「このなんとも言えない漠然とした不安をどう対処しよう?」と思ってできたのがこちらになります。その名も「本当はLIST」です。

「本当はLIST」は、よくあるような夢を100個書いてみよう、みたいなのとは全く似て非なるものなんです。夢とかやりたいこと、そういうことがわからないから悩んでいるわけじゃないですか。なので、そんな時は「本当はLIST」を作ってみてください。

「本当はLIST」を書く際のルールは、一つだけです。「本当は・・・」から思う事を書きます。例えば、「本当は私もインスタ映えするアフタヌーンティーが飲みたい」とかです。「本当は節約のためにシャワーだけとか嫌」などもいいですね。とにかく自分の本音が描きやすくなるので、この始まり方が本当におすすめなんです。

作ったらゆっくり眺めてみてください。そこに書いたことが漠然とした不安の正体だったはずです。本音を抑えて、ひた隠しにして生きていたかもしれないけど、自分だけはその本音をゆっくり認めていってあげれたらいいなあと思うんですよね。

現実的には叶えるのが厳しい本音も、紙に書いたらまずは認めることができますよね。その上で自分はどうするか、をそこで初めて考えることができます。工夫さえあれば、叶えられる本音もたくさんあると思いますよ。

本音は可視化してみることがポイントです。ぜひお試しいただけたら嬉しいです。健闘を祈っています。ご相談ありがとうございました!

 

広告

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

ガンバラナイクリエイターおのすんのガンバラナイための人生相談

広告