連載記事

母、妻として必死に過ごした30代を終え、気づけば49歳。もう一度女として扱われたい…。#人生相談

カルチャー

2023.04.18

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「漠然とした不安感から抜け出すには…?」というお悩みです。

広告

連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:漠然とした不安感から抜け出すには…?

イラスト

(長野県 49歳 ぽんぽん)

最近ふと、このままおばあちゃんになって終わっていくんだな、と感じることがあります。

母として、妻として必死に過ごしてきた30代を終えて、気づけば40代……。
シミやしわ、白髪が増えてきた自分を見ながら、このまま一生終わるの?と考えます。

漠然とした不安感。
もう一度、女として扱われたい……そんな気持ちも。おかしいですか?

この不安感から抜け出す方法があれば教えてください。

未来志向より、現在志向で。未来を考えるから不安になる

回答

将来の不安って辛いですよね。私も未来が不安です。私にも、これから自分はどうなるんだろう、と心配でたまらない日もあります。

そういう時って、未来のことを考えているので「未来志向」なんですよね。ただし、今この瞬間は誰だって、大丈夫なんですよ。「現在志向」には、不安は存在しないんです。

だから、未来のことを考えるのをやめて、今現在のことを考えてみましょう。今、自分は何をしたいか、やりたいことを考えるんです。ご相談者さんは、今やりたいことはありますか?

「もう一度女として扱われたい」というのも、十分やりたいことの一つだと思います。今やりたいことをやってみることが、今にフォーカスする一番いい方法なんですよ。

私も、実は最近将来の不安があって、同じ悩みを抱えています。ただ、そんな時こそ今に集中しようと考えて、やりたいことを考えてみたんです。それで、小学校の頃にやっていた、縄跳びをやってみようと思い立って、物置から縄跳びを引っ張り出してやってみました。とても懐かしくてホクホクした気持ちになりましたよ。

今、不安なのは、未来のことを考えているからです。

未来志向は、未来への準備や目標設定には役立ちます。でも、漠然とした不安も招いてしまいがちなんですね。だから、現在志向で行きましょう。現在について一生懸命考えて、今やりたいことや今楽しいことをしてみてください。そうすれば、自然と不安が和らぎますよ。

未来志向の人は、総じて真面目な人が多いように感じます。「未来のために、今、一生懸命頑張らなければ」と考えてはいませんか。

未来への準備も確かに大事ですが、生きている今をもっと大事にしてみましょう。いつかのためにではなく、今のために生きていいんです。

いつかのためのダイエット、いつかのための勉強、いつかのための節約など、未来志向でやることも素晴らしいです。でも、たまには、多少体に悪くても美味しいスイーツを食べちゃおうとか、多少高くても欲しいもの買っちゃおう、とかしてもいいんです。

完璧な未来への備えなんて、なかなかできるもんじゃありません。だから、未来志向を少しお休みしてみてください。そして、今自分はどうしたいかを考えてみましょう。今やりたいことをやって、不安を吹き飛ばしちゃいましょう!

ご相談ありがとうございました。ご相談者さんの今が、もっと楽しくなりますように。

 

広告

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

気になるタグをチェック!

saitaとは

連載記事

ガンバラナイクリエイターおのすんのガンバラナイための人生相談

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る