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「専業主婦の私に"ラクでいいね”と言うママ友。専業主婦だってラクじゃないのに…!」37歳のお悩み

カルチャー

2022.05.22

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「専業主婦の私に「ラクでいいね」と言うママ友」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:専業主婦の私に「ラクでいいね」と言うママ友

イラスト

(茨城県 37歳 ユーナ)

わたしには4歳の娘がいて、夫は働いており私は専業主婦です。
私自身、正直働きたくないという点と、夫の収入でやりくりできそうだったためです。

ただずっと子どもと一緒にいるのは大変なので、保育園に通わせています。

最近保育園のママ共に「ユーナさんは仕事してないからラクでいいよね~」と言われてしまい、ぐさっと心にささっております…。

専業主婦だって家をキレイにしたり食事の準備をしたり、やることはたくさんあります。働いているママさんの方が大変だとは思いますが「ラク」という表現が悲しくて…。

こんなこともあり、ママ友とはできるだけ話したくないなと感じてしまいます。

今後のママ友付き合い、そして働くべきなのか…アドバイス頂けたらうれしいです。

全ての悪口はコンプレックスからはじまる


「ラクでいいね」は、傷つきますよね。専業主婦だからラク、それはあまりに浅い物の見方だと思います。人には見えないいろいろな事情が、それぞれの家庭にはあるものです。回答

私は、全ての悪口ってコンプレックスから始まると思っているんですよ。私自身もかつて色んな悪口を言われてきました。「プライドが高すぎるよね」とか、「足が太いよね」など多岐に渡ります。以前、それらの悪口をじっくり振り返ってみたことがあるんです。すると、悪口を言った張本人のコンプレックスに根ざしていることがわかりました。

例えば、小学生の時、私の足の太さを指摘してきた子がいました。その子は、その子自身の足の太さをかなり気にしていたようなんですね。数年後に私が痩せた際には「足が細くていいなあ」と言われました。人を褒めたりけなしたり、後から思えばものすごい身のこなしです。

「ラクでいいね」と言ってきたその人だって、いざ専業主婦になればきっとその大変さがわかると思います。専業主婦は専業主婦の悩みがあり、それは専業主婦の人にしかきっとわかりません。専業主婦といえど、人それぞれ状況は違うので、きっとご相談者様にしかわからない辛さもありますよね。

嫌味や悪口をいう人は、自分のコンプレックスをなんとかしたい、ちょっとかわいそうな人なのではないでしょうか。少し言いすぎかもしれませんね。でも、私はそうだと思います。他人よりマシと思いたくなるほど、もしかしたらその方は今の仕事が辛いのかもしれませんね。こんな想像ができるようになると、少し気持ちも楽になりませんか。

ご相談者さんは、専業主婦でいたいのですよね。でしたら、無理に仕事を始めなくていいと私は思います。他人のコンプレックスに付き合う必要なんてありません。色んなママさんがいると思います。みんながみんな嫌な人ではないはずです。ぜひご自身の心地よいペースで、信頼できるママ友と関係を築けますように。ご健闘を祈っております。

 

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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