お子さんのスマホ・携帯電話の所持率

「お子さんはスマホやお子さん向け携帯電話を持っていますか?」という質問に対して、約9割の方が「持っている」と回答されました。今の時代、子どもたちにとってもスマホや携帯電話は本当に身近なアイテムになっていることに改めて気づかされます。
お子さんにトラブルがあった方は約3割

「親が知らないところでトラブルがあったことはありますか?」という質問に対して、約27.5%の方が「ある」と回答されました。「わからない」と回答された方も25%おり、それだけ子どもたちのスマホトラブルは見えにくいと感じているのかもしれません。
実際にお子さんの身に起こったスマホトラブル
24時間のLINE地獄
『グループLINEにすぐに返信できず、無視されたそう』
『延々続くグループLINE。ハッキリ嫌だと言える子はいいけれど、返信しなくてはと気にする子は疲れるみたい』
夜中の2時に通知が鳴り、既読スルーを恐れて眠れなくなるケースもあるようです。グループ外で、同時進行で悪口を言われたという声も。いつでもつながれるからこそ、明確に自分の時間と切り離すことができず、苦しんでいるお子さんも少なくないようです。
「一生消えないデジタルタトゥー」
『友達の写真を気軽に送ってしまった。その写真が他のお子さんにも共有されてしまっていた』
『SNSで仲間内でふざけて動画をアップ。すぐに消させましたが、考えていた以上にネットに対して無防備だと感じました』
仲間内の軽いノリのつもりが、いつの間にか取り返しのつかない事態に発展してしまうことも。子どもたちはこちらが思う以上に、ネットに対して無防備だと考えた方がいいようです。
パパ活・ママ活などの危険
『知り合いのお子さんがパパ活をしていた。ネットで知り合ったそう』
『優しい人だからと、知らない人から来たメッセージに返信をしていてヒヤリ』
顔の見えないSNSで優しい言葉をかけられたら、素直な子どもたちは簡単に心を許してしまう危険性も。「自撮りを送ってくれたら、お金あげるよ!」など、怪しい誘いを受けたお子さんも少なくないようです。
親ができる3つの対策
トラブルをゼロにするのは難しいかもしれませんが、大切なのはトラブルを最小限に抑え、起きたときにすぐにリカバリーできる環境を整えることのようです。
「デジタル」と「アナログ」の両輪で見守る
『フィルタリングソフトを入れたり、スクリーンタイムをつけたり。スマホを常に親が監視していることを忘れさせないようにしている』
『スマホは必要があれば親がみることもあると理解させている。それだけでも、防波堤になると思う』
フィルタリングソフト(デジタル)を入れるのは必須ですが、それだけでは不十分。「最近、困ったことはない?」といった日常会話(アナログ)が、最高の防波堤になるようです。実際筆者の周りでも、「親が全く管理していない」と話していた保護者のお子さんが、いじめのLINEグループを作るなど、陰湿なスマホトラブルを起こし問題となったことがありました。スマホは親の管理下で使っているという認識は必須だと感じています。
「困ったときは必ず味方になる」と伝える
『ウケを狙って自撮りを送ったら、周りにも送られて嫌な思いをしていた。すぐに打ち明けて助けを求められる環境づくりも大切だと感じた』
『友達を勝手にグループに追加してトラブルに。相手の保護者から言われて初めて知った』
子どもがスマホを持つのを許可する際、「困ったことがあったら、どんなことでも必ず助けるから話してほしい」と最初に伝えておくことが大切です。叱られるかもしれないという不安があると、子どもは打ち明けられませんよね。親が絶対的な味方だと伝わっていれば、トラブルも早い段階で相談しやすくなります。
親もスマホを置いてみる
『自分のスマホ依存もひどいなと。子どもと一緒に離れる時間を意識している』
『スマホに人生を吸い取られるのはつまらないよ、と親の背中を見せる』
子どもに、「スマホばかり見るな!」と言いつつ、自分も気付けばだらだらとSNSを見ていませんか? 筆者はやってしまいます……。親が楽しそうに読書をしたり、料理をしたりする「スマホ以外の時間」を見せることも大切だと感じているそうです。
スマホは子どもの可能性を大きく広げてくれるツールでもあります。過度に怖がったり、一方的に禁止したりするのではなく、新しい時代の歩き方を共に学ぶ伴走者でありたい。アラフォー世代の私たちも、子どもと一緒にアップデートしていく柔軟さを持っていたいものです。






