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【学校に行きたくない…】不登校の子どもに親がしてはいけないNG行動はある?

家族・人間関係

2024.09.10

ガンバラナイクリエイター、おのすんと申します。 小さい頃から頑張りすぎて、なんのために頑張っているのかわからなくなり、ついに過労で倒れた経験から自分を大切にする「ガンバラナイ生き方」を発信しています。今回の相談者さんは「【学校に行きたくない…】不登校の子どもに親がしてはいけないNG行動とは?」というお悩みです。

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連載:おのすんのガンバラナイための人生相談

相談:【学校に行きたくない……】不登校の子どもに親がしてはいけないNG行動とは?

子どもを心配そうに見守る母親のイラスト

(愛知県 51歳 グレープジュース)

夏休みの半ば頃から、小学4年生の娘が「学校に行きたくない」と言い出しました。
何があったのか聞いても、「今は言いたくない」と言って事態がつかめません。
娘が話し出してくれるのを待っていたのですが、一向に教えてくれないまま、夏休みが終わってしまいそうです。
一旦学校はお休みして、引き続き娘が話してくれるのを待つべきでしょうか。
先に学校やカウンセラーなどに相談した方がよいでしょうか。
また、不登校の子どもに対してしてはいけない親の行動があれば教えてください。
このまま不登校になってしまうのではないかと心配が募ります…。

家事をやらせたり、お使いを頼んだりして、家の居心地を悪くしてみて

回答

学校に行きたくないと言っているお子さんのご相談ですね。何が原因かも掴めず、今はもどかしい思いをされていることと思います。原因が掴めない限りは、こちらではどうしようもないですもんね。こんな時一体どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。

私が1番気になるのは、夏休み中、家の居心地が良くなりすぎていることです。

つまり、不登校の原因は、家の居心地の良さもあるのではないかと私は考えます。

もし、何か学校でどうしても嫌なことがあった、いじめられているなどということがあれば、夏休み「前」に不登校になっていたはずですよね。

でも、学校に行きたくないと言い始めたのが夏休み中なのであれば、少なからず家庭環境が影響しているとは考えられませんか。

だから、夏休み中、家の居心地が良すぎて、学校で何かあったにしろ、学校に行きたくなくなったのではないかと考えました。

学校では、意地悪をされたりして理不尽なこともあるかもしれません。友人と思っていた人から急に無視されたりすることもありますよね。または、勉強が嫌だったりするのかもしれません。ですが、こういったことは、誰もが経験することです。

私自身は、「理不尽」というものをあまり経験せずに大人になってしまいました。でも、今はそれをとても後悔しています。

いつも良い子を演じていたので、先生から怒られることもなかったからか、社会人になってから上司に怒られるとすごく落ち込んでしまうんです。もっと小さい頃からちゃんと怒られる経験をしておけば、対処法もわかるのにな、と今でも思います。

だから、私は学校には行った方がいいと考えます。そういう理不尽を経験し、乗り越えることを経験しないままだと、耐性がついていないまま大人になってしまいます。大人になって困るのは、お子さん自身です。

私が思ったのは、学校に行ってもらうために、家の居心地を悪くすることを思いついたのですが、どうでしょうか。

夏休み中は家のお手伝いをあまりさせていなかったかもしれませんが、「学校に行かないのであれば、おうちのこともやってね」という態度で臨みましょう。

お手伝い出典:stock.adobe.com

皿洗い、洗濯、料理、お使い、などいろんな家事をやらせてみてはいかがでしょうか。家にいても、こんなに大変なんだという思いをさせてみるんです。

逆に、不登校の子どもに、ずっとゲームをさせておいたり、ずっと動画を見せておくのは悪影響でしかないと思います。それは、不登校の子どもにやらせてはいけないことと言えそうですね。

そうやって、家事全般をやってもらっている間や、一緒に家事をするかたわら、学校を休みたい理由を聞いてみてはいかがでしょうか。

外で草取りをしたり、料理をしたりするのって、私はマインドフルネスに近いと思うんですよ。「今ここ」に集中する行為だからこそ、心も体もリラックスしている状態なので、学校を休みたい理由を聞くにはかっこうのチャンスだと考えられます。

「家にいるからって、ただただ休めるわけじゃないんだ」というのが娘さんもわかれば、学校に行った方がマシという気持ちにもなるかもしれませんよ。

ご相談ありがとうございました。娘さんが、自ら学校に行きたくなるように、導いてあげられたら1番いいですよね。御健闘を祈っています。

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おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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