相談:【20年たっても夫の一番の相談相手は義母】私はいつ家族になれるのでしょうか

(静岡県 45歳 愛理)
結婚して20年近くになりますが、夫は今でも何かあるたびに義母へ相談します。家電の買い替えや旅行の計画、子どもの進路など、本来なら夫婦で話し合いたいことまで、まず「母さんはどう思うかな」と相談するんです。結婚当初は「親思いなんだな」と思っていましたが、今では「私はいつまでたっても二番目なんだ」と寂しく感じるようになりました。
先日も車の買い替えを考えていた際、義母とはすでに話が済んでいて、私はほとんど決まってから聞かされました。「どうして先に私に相談してくれなかったの?」と聞くと、「母さんにも意見を聞いただけだよ」と言われ、それ以上何も言えませんでした。
義母との仲が悪いわけではありませんし、親を大切にすること自体は素敵だと思っています。でも、夫婦のことまで義母が先なのは違う気がします。20年も続いていることなので今さら変わらないのかもしれませんが、このモヤモヤを抱えたまま過ごすのもつらいです。私は我慢するしかないのでしょうか。それとも、一度きちんと夫に気持ちを伝えるべきでしょうか。
「親思い」と「親を優先する」は別の話

夫が、あらゆることを義母に相談し、妻である自分には相談してくれないというお悩みですね。親を大事にするのは美しく見えますが、それでもモヤモヤしますよね。
まず、私がお伝えしたいのは、これはただ夫が親を大切にする行動ではないということです。あなたは、「いつまでたっても二番目の存在だ」と感じているかもしれませんが、問題はそこではないんですよね。
真の問題は、夫が義母から精神的に自立できていないことです。ちょっとショッキングな言い方ですけど、伝わりますでしょうか。最終判断をすべて義母に相談しなければ下せない状態だということなんです。
あなたに相談する気など、最初からないように見えます。つまり、あなたは、二番目の相談相手でもないんです。
そういう私自身も25歳くらいまで、親の意見を常に聞く子でした。親がイエスならイエス、ノーならノー。親に聞けば間違いないと信じて疑わなかったんですよね。
でも、あるとき今の旦那さんになる当時の彼に、そのことを指摘されて、「おかしいよ」ってはっきり言われたんです。私にとっては衝撃的でした。
親に依存的になっていた自分に気づき、それから少しずつ親と心の距離をとっていきました。
あなたの夫も単に親へ相談しているのではなく、親の意見を鵜呑みにする状態になっていないでしょうか。それは、心が親から自立していない証拠なんです。
だから、親を大切にしていると美化するのではなく、少し強い言葉ですが、親の言いなりになっている夫と向き合わなくてはいけません。
ということで、まずは生計を一にする夫婦として、相談してほしいことを伝えましょう。ここは黙っていちゃダメです。夫に伝えるべきことは伝えましょう。
具体的には、夫婦二人のお金なんだから、車の買い替えのときも最初に相談してほしかったと率直に伝えるのはいかがでしょうか。義母とは一緒に住んでいないとのことですから、生計は別ですよね。「義母とは家計が別なのだから義母ではなく私に相談するのが筋だよね」とはっきり言ってしまっていいと思います。
私の肌感覚ですが、夫はしっかり言葉で伝えないと分からない人に見えます。あなたが車の買い替えのときに「どうして先に私に相談してくれなかったの?」と聞いても、残念ながら、夫はその行間をくみとることができていないからです。
次回からは義母の意見を聞く前に、あなたの意見を聞いてほしいとはっきり伝えましょう。まず私に相談してほしいという気持ちを伝えれば十分です。
20年もこの状態が続いているということですから、夫の義母への相談癖はなかなか治らないかもしれません。でも、根気よく話をするしかありません。
あなたは車を買うときに「それ以上何も言えなかった」とおっしゃっていますが、自分の中に本音をしまいこまず、思ったことは言っていいんですよ。
夫が義母から精神的に自立できていないことを指摘してもいいでしょう。ただ、伝え方には要注意です。「なんでも義母に相談するのは卒業したら?」ぐらいがちょうどいいですかね。
義母より先に相談してもらうために、これは家族の問題だというところを強調しましょう。一緒に住んでいるのはあなたなわけですし、子どもを育てているのもあなたと夫なんですよね。
だから、妻に相談すべきことは義母より先に相談してもらうように伝えてください。話をしてもわからないときは、我慢せずに素直な気持ちや感情をしっかり表現してもいいと思います。
ということで、夫の義母への相談癖を少しずつ見直していきましょう。夫に、真の相談相手は妻だということに気づいてもらうことが大事です。何事もまずは夫婦間でしっかり話し合いができるようになるといいですね。ご相談ありがとうございました。ご健闘を祈っています。

