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家計を圧迫する夏の光熱費。水道&電気代節約術「無駄をなくす」「すぐできることばかり」

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2025.08.17

夏休み中は、家族が家にいる時間が長くなることで、いつもより光熱費が家計を圧迫しがち。気づかないうちに水道や電気を使いすぎて、利用明細を見て驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。今回は、越後天然ガス株式会社さんに「水の無駄な消費を防ぐためのポイント」と「電気代を節約するために見直したいこと」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……越後天然ガス株式会社

越後天然ガス株式会社は新潟県新潟市秋葉区に本社を構え、都市ガス事業と電気の小売り事業を展開している。昭和7年の創業以来「安全・安定・安価」を経営理念として掲げ、地域密着のエネルギー供給事業者の視点から、サスティナブルな地域づくりに向けた課題に着目。再生可能エネルギーを活用するなど、地域の未来に貢献する取り組みを進めている。

水の無駄な消費を抑える「洗い物時の3つのポイント」

毎日の食器洗いで使う水は、気づかないうちに無駄遣いしていることがあるかもしれません。水の無駄な消費を防ぐためには、意識しておくとよい「3つのポイント」があります。ちょっとしたことでも、習慣を少し変えるだけで節約につながるので、この機会にぜひ見直してみてくださいね。

1.汚れた食器を重ねない

汚れた食器を重ねない出典:stock.adobe.com

食べ終わった食器を重ねると、重ねた食器の裏側にも汚れが付いてしまい、洗う手間や余計に水を使ってしまう原因になります。そのため、汚れた食器は重ねないように心がけましょう。食器に付いたソースや油汚れは、不要な新聞紙などであらかじめ拭き取っておくこともポイントです。これによって、洗剤と水の使用量を抑えることができ、節水につながります。

2.汚れの少ないものから順番に洗う

汚れが少ない食器出典:stock.adobe.com

汚れが少ない食器から順番に洗うことで、水をできるだけ汚さずに使えます。例えば、コップやお茶碗など比較的きれいな食器を先に洗うと、洗い水やスポンジの汚れを最小限にできるため、その後に洗う油汚れの多い食器も効率よくキレイにすることが可能です。洗剤や水の使用量も抑えられ、水の無駄遣いを防げます。

3.洗い桶を使う

洗い桶を使う出典:stock.adobe.com

食器洗いの際に洗い桶を使うことで、流水を出しっぱなしにする時間が減り、水道代の節約につながります。汚れた食器を洗い桶につけ置きしておくと、油汚れや食べ残しが柔らかくなり、洗剤の使用量やすすぎ時間を減らせることも魅力です。洗い桶の水で予洗いを済ませた後に仕上げのすすぎを短時間で行い、節水効果をさらに高めましょう。

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電気代の節約には「契約状況」を見直すと効果的

水道代の節約と併せてチェックしたいのが、電気代の節約方法です。特に夏場はエアコンの使用頻度が増えるため、電気代が高くなりがちです。負担を軽減できるように、「電気料金プラン」と「契約アンペア数」を見直してみてくださいね。

契約状況を見直す出典:stock.adobe.com

電気料金プランの見直し

電気代を節約する第一歩として、まずは契約している電気料金プランを確認することから始めましょう。最近では、使用する時間帯によって料金が変わる「時間帯別プラン」や、ガスと電気をまとめて契約する「ガス・電気セットプラン」など、さまざまな選択肢があります。

契約アンペア数の見直し

契約アンペア数によって基本料金が変わるため、実際の使用状況に合わせて契約アンペアを見直すことも有効です。特に昼間は家を空けることが多い場合や、夜間に電気を多く使う場合には、夜間割引のあるプランがおすすめです。また、新電力会社への切り替えで基本料金が安くなることもあります。電力会社の公式サイトや比較サイトを活用し、ご家庭のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが、電気代を無理なく節約するポイントです。

普段なにげなく使っている水道や電気ですが、毎日のちょっとした工夫で無駄を減らすことができます。この夏、ぜひ実践して光熱費をスマートに節約してみませんか?

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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