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会社員のお小遣い平均はいくら?ランチ代の実態と“無理なく節約するコツ”

働く・学ぶ

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2025.10.31

みなさんは、毎月自由に使えるお小遣いはいくらですか? 会社員の場合、毎月のお小遣いで、平日のランチ代を支払っている方もいるでしょう。今回は会社員の方の、お小遣いやランチの平均金額をご紹介します。また、会社員の人が上手に節約するポイントもチェックしていきます。

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会社員のお小遣いはいくら?

お小遣い出典:stock.adobe.com

まずは、会社員の方のお小遣いの平均金額を見ていきます。SBI新生銀行の“「2024年会社員のお小遣い調査」結果について”によると、20代から50代の男性会社員と女性会社員(約2700人)の1ヶ月のお小遣いの平均金額は、以下の通りとなっています。

男性会社員:39,081円

女性会社員:34,921円

前年に比べると、男性は約1500円減り、女性は80円減りました。

前年、男性のお小遣いの金額は月4万円を超えましたが、そのまま増加傾向とはなりませんでした。年代別に見ると、男性の20代と40代は昨年に比べ大幅に減少し、50代で増加しました。

女性の場合、お小遣いの金額が最も高いのは20代で、月平均40,578円となっています。30代は39,444円、40代は31,394円、50代は28,809円となっており、年齢を重ねるにつれ、お小遣いの金額が下がることが分かります。

会社員のランチ代は?

お弁当を食べる人出典:stock.adobe.com

次に、会社員のランチ代をチェックしていきます。同じくSBI新生銀行の調査によると、平均ランチ代は以下の通りとなっています。

男性会社員:709円

女性会社員:694円

2024年の平均ランチ代は、2010年の調査開始以来最も高い金額になりました。性別・年代別に見ると、20代女性が最も高く806円となっています。次いで30代女性が784円、30代男性が749円となっています。

また、男性も女性も、会社にお弁当を持参する割合が高く、男性で36.7%、女性で53.5%となっています。女性は、半数以上がお弁当を作っており、ランチ代を上手に節約していることが分かります。

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会社員の人が上手に節約する方法

お弁当食べる人出典:stock.adobe.com

会社員の方は毎日一生懸命働いているのですから、毎月のお小遣いを上手に管理したいですよね。会社員の方がお金を節約するポイントを見ていきましょう。

  • ランチやコーヒーは基本的に持参する
  • 外食ランチはレジャーとして楽しむ
  • 行きたくないランチや飲み会は無理に参加しない
  • 今月は何にお金を使いたいのか、事前に考えておく

会社員の方の場合、家で仕事をするリモートワークを除くと、普段は外でランチをすることになります。基本的には、お弁当とお茶を持参し、ランチ代を節約するようにしましょう。

職場の人との付き合いで、ランチや飲み会に誘われた時には、本当に行きたいかどうかしっかり検討することが大切です。特に、夜の飲み会はお金がかかるので、気が進まないのに無理して参加するのはやめましょう。仕事上で大切な人や、楽しくランチやお酒を飲める人と、レジャーとして外食するのがおすすめです。

また、今月のお小遣いは、どんなことに使いたいか、事前に考えておくと良いでしょう。「新しいコスメが欲しい」「美容院でカラーをする予定がある」「洋服を買いたい」など、事前に決まっていれば、計画的にお金を使い、無駄遣いをしないよう意識することができます。

まとめ

みなさんのお小遣いは、平均金額と比べて、多かったでしょうか、少なかったでしょうか。また、ランチ代にはいくら使っているでしょうか。今回ご紹介した内容を参考にしながら、お給料の使い方を改めて見直してみると良いでしょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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