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光熱費が心配…。夏休み中の“ガスの節約術”3選「意識してなかった」「無理なく続けられる」

働く・学ぶ

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2025.08.11

夏休み中は家族みんなが家で過ごす時間が増える分、光熱費の家計負担が気になるところではないでしょうか。そこで知っておきたいのが、ガス代の節約につながる工夫です。今回は、越後天然ガス株式会社さんに「日常生活で実践しやすいポイント」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……越後天然ガス株式会社

越後天然ガス株式会社は新潟県新潟市秋葉区に本社を構え、都市ガス事業と電気の小売り事業を展開している。昭和7年の創業以来「安全・安定・安価」を経営理念として掲げ、地域密着のエネルギー供給事業者の視点から、サスティナブルな地域づくりに向けた課題に着目。再生可能エネルギーを活用するなど、地域の未来に貢献する取り組みを進めている。

ガス代節約のために日常的に実践したい「3つのこと」

ガス代を節約するためには、日常の食器洗いや調理時に意識するとよい「3つのポイント」があります。いずれも今すぐに始められる簡単な対策です。上手に取り入れて、光熱費の節約につなげてくださいね。

1.食器洗いは「低温設定」で行う

食器洗いする女性出典:stock.adobe.com

食器洗いに使うお湯は、「低温」に設定することで、ガスの使用量を大幅に減らせる可能性があります。食器についたソースや油汚れなどは、あらかじめ不要なタオルや布で拭き取ると、低温のお湯でも十分きれいに洗い上げることが可能です。工夫をしながら、設定温度を見直してみましょう。

浴室優先機能ボタンを活用すると、お風呂は42度、キッチンは40度など、用途に応じて設定温度を簡単に切り替えられて便利です。

2.調理は「余熱」を上手に使う

余熱を使う出典:stock.adobe.com

ガスコンロで調理する際は、「余熱」を上手に使うことでガスの使用量を抑えることが可能です。例えば、煮物やスープは、火を止めた後も鍋内の温度がしばらく保たれます。そのため、調理の最後に火を消して蓋をし、数分置くだけで食材に味がしっかり染み込みます。これにより仕上がりがより美味しくなるだけでなく、焦げ付きや煮崩れを防止することにもつながります。

余熱調理は、ガス代を節約しつつ料理の質もアップする、おすすめの方法です。

3.お湯を沸かすときは「給湯器のお湯」を使う

給湯器を使う出典:stock.adobe.com

お湯を沸かす際は、水から沸かすのではなく、瞬間式ガス給湯器(エコジョーズ)で温めたお湯を使うことでガスの使用量の無駄を減らせます。瞬間式ガス給湯器は効率よくお湯を準備できるうえ、飲用にも問題がないため、コンロで水から沸かすよりも早く、エネルギー消費も少なく済みます。食材を茹でるときや鍋料理のときなどは、給湯器のお湯を使うとよいでしょう。

ただし、貯湯式給湯器(エコキュートやエネファームなど)の場合は、タンク内のお湯を一度に大量に使うと再加熱が必要となり、かえって電気やガスの消費が増えることがあるので要注意。また、貯湯式給湯器のお湯は飲用には適していないため、料理や飲み水として使うことは避けてください。

これらの対策を取り入れることで、日々の生活の中で無理なくガス代を抑えることができます。できることから少しずつ実践してみてくださいね!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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