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「冬の電気代が高い人」が無意識にやりがちな“暖房のNGな使い方”3選

働く・学ぶ

2025.11.17

節約生活スペシャリストの三木ちなです。11月に入り、エアコンの暖房を使い始めた方もいるでしょう。じつはわが家も、暖房を解禁しました。となると、気になるのが電気代。そこで今回は、暖房費が高い人に多い「エアコンのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.スイッチのON・OFFを繰り返す

NG①電源のON・OFFを頻繁に繰り返す出典:stock.adobe.com

寒いとつけて、少し暖まったら消して……を繰り返していませんか? こまめに消すのが節約になりそうですが、じつは逆効果なんです。エアコンは、運転を始めるときに最も電力を使うため、スイッチを頻繁に入れ直すと余計に電気代がかかってしまうんです。
外出や就寝など、長時間使わない場合はいったんOFFにしたほうがいいですが、短時間の外出ならつけっぱなしの方がお得な場合もあります。

NGその2.風向きを上にしている

NG②エアコンの風向きを上に設定する出典:stock.adobe.com

「部屋全体を暖めたいから」と、風向きを上にしていませんか? これも、節電とは逆効果になるNG行為です。
暖かい空気は上にたまりやすいので、風を上に向けると足元がいつまでたっても寒いまま。結果、設定温度を上げることになり、消費電力が増えてしまいます。
エアコンで暖房運転をするときは、風向きを下向きに設定するか、または自動運転にするのが正解です。あわせてサーキュレーターを使い、暖かい空気を循環させると暖房効率がアップしますよ。

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NGその3.室外機まわりが汚れている

NG③室外機まわりが汚れている出典:stock.adobe.com

意外と見落としがちなのが、屋外にある「室外機」。落ち葉やほこりがたまったり、植木鉢などが近くにあったりすると空気の流れが悪くなり、暖房が効きにくくなります。部屋を暖めようとエアコンがフル稼働すれば、ムダな電力を消費して電気代はかさむ一方です。
雑草を取り除くほか、植木鉢など余計なものは場所を移しましょう。雪が降る地域では積雪にも要注意。室外機まわりは常に空間が空くよう、こまめに片付けや掃除を行うのが理想的です。

エアコンの暖房費は節約できる

暖房費が高いと感じたら、まずは使い方を見直してみましょう。どれも、今日からできる対策ばかりです。この冬も、エアコンを上手に使い、暖かく快適に過ごしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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