特徴1「使う口座」と「貯める口座」を分けていない
お金が貯まらない人は、生活費などのお金を入れておくための「使う口座」と将来のためにお金を「貯める口座」を使い分けていないことがあります。
一つの口座しかない場合は、貯金しようと思っていても、口座にお金が入れっぱなしになっていて、ついつい使ってしまいます。いくつも口座を持つと管理が大変になりますが、お金を貯めるためには、「使う口座」と「貯める口座」に分けるようにしましょう。
特徴2 小額のお金を「ちょこちょこ」引き出している
お金が貯まらない人は、通帳から小額のお金をちょこちょこ引き出す癖があります。
お金を少しずつ引き出しているということは、ひと月に自分が使っているお金を把握していないため、行き当たりばったりでお金を使っている傾向があり、自分がひと月にいくらお金をつかったかわからなくなってしまう場合があります。
お金を貯めるためには、ひと月に自分がいくら使っているのかを把握して、使うお金をひきだすようにしましょう。
特徴3 「手数料」を気にしていない
お金が貯まらない人は、手元にお金が無くなったとき、時間外にもかかわらずお金を引き出してしまいます。時間外にお金を引き出すと手数料がかかります。1回の手数料はわずかですが、頻度が多くなると、年間で数千円になることもあるかもしれません。
小額だからまあいいかと思わずに、なぜ手数料がかかる時間外にお金を引き出すことになってしまったのか、自分自身の行動を見直してみる必要があります。
お金を上手に貯めるための方法とは?
ここまで、お金が貯まらない人の通帳の特徴をお伝えしました。
では、お金が貯まるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
「使う口座」「使うために貯める口座」「将来のために貯める口座」に分ける
- 「使う口座」……家賃や光熱費、クレジットカードなどの毎月かかるお金の引き落としや、生活費のために引き出すお金を入れておきます。
- 「使うために貯める口座」……毎月ではないけれど、年に1回または数回ある車検代、税金、旅行代、イベントのためのお金を入れておくようにします。
- 「将来のために貯める口座」……車や家具・家電などの買い替え費用や教育費、老後のお金などすぐには必要ではないけれど、数年後のために貯めるお金を入れるようにします。
「使うために貯める口座」や「将来のために貯める口座」は、余ったら貯金するのではなく、お金が入ったら自動で積立ができるようにしておくと、知らず知らずのうちに貯まります。
生活費はまとめて引き出し、計画的に使う
ひと月に使う生活費はまとめて引き出すようにします。そして、まとめて引き出したお金は、一週間ごとにいくらというように金額を決めて計画的に使うようにしましょう。
いつの間にかお金が無くなってしまってお金が貯まらない人は、通帳を見直してみましょう。通帳を見ると、その人のお金の使い方の習慣が現れます。お金の使い方の習慣を変えるとお金が貯まるようになりますよ。