中学受験は塾に通うのが一般的
子どもには、その子に合った中学校に進学してほしいと考える両親は多いでしょう。最近では、公立中学ではなく、私立の中学を目指して中学受験をする家庭も多いですね。受験をして私立の中学に進学する場合、公立中学に進学する場合と比較すると教育費が多く必要になります。
まず、中学受験は塾や家庭教師など、外部の教育機関に頼ってチャレンジするのが一般的です。塾の場合、SAPIXや四谷大塚、日能研や早稲田アカデミーなどが有名です。4年生ごろに入塾して、6年生までの3年間塾に通う子が多いですが、中には小学1年生から塾に通っている子もいます。一方で、5年生や6年生など、少し遅れて塾に通いだす子もいれば、共働き夫婦などでは、塾と家庭教師の両方にお願いしているケースもあるようです。
例えば、大手塾で4年生から6年生までの3年間で必要となる費用は、約250~300万円超くらいと言われています。4年生が最も低く年間70~100万円程度ですが、6年生になると特別講習や志望校対策講座などを受講するようになるため、150万円近くかかるケースもあるようです。
※記事で紹介している金額は塾や各塾のコースによって前後します。あくまで一例として参考にしてください。
私立中学の学費をチェック
さらに、中学受験をして私立中学に入学した場合、公立中学に通うよりも入学金や学費が必要となります。中高一貫校の場合、私立中学に入った場合は、そのまま同じ私立高校に通うのが一般的です。
文部科学省の資料によると、私立中学の1年間の学習費総額は平均1,560,359円となっており、公立中学の542,450円と比べると2.9倍となっています。2026年4月からは、家庭の収入に関係なく、私立高校の授業料への支援(年最大45万7,200円)が受けられるようになりました。しかし、公立中学・高校に進学するよりも、私立中学・高校に進学した方が、学費の総額は大きくなるでしょう。
もしも、お子さんが気になっている中学校などがあれば、事前に学費を調べてみるのがおすすめです。
ざっくりいくら必要なの?
現在のところ、中学受験塾に3年間通い(300万円)、私立中学(450〜470万円)・高校(350万円※就学支援金適用前の目安額)に通った場合、ざっくり1000万円以上は必要となります。もしも、お子さんが2人以上いて、子ども全員が中学受験にチャレンジする場合、子どもの数だけ必要となるお金が増えていきます。
「中学受験にチャレンジしていたけれど、途中で塾代が支払えなくなった」「中高私立にしたので、貯金が減ってしまい、大学は国公立しか行けない」となったら、頑張っているお子さんが辛い思いをしてしまうかもしれません。
大学卒業まで教育費を準備できるのか、また準備するためには、どのようにしたらよいのか、マネープランを計画する必要があります。その上で、お子さんとも話し合い、自分たちの家庭で中学受験にチャレンジするのかどうか、ぜひ検討してみましょう。
まとめ
今回ご紹介した内容を見て、「中学受験ってこんなにかかるの?!」と驚いた方もいるかもしれません。子どもを大学まで卒業させるのは、長期的なプロジェクトです。予算はいくら必要か、どこにお金をかけるのか、イメージしておくことが大切です。長期的に家計を見据えて、教育費を準備していきましょう。



