特集記事

【お金の教育】“シールブーム”で大幅出費?「子どもの欲しい」に対する親の対処法

お金・学ぶ

stock.adobe.com

2026.04.03

幼稚園や小中高校生などの間で、シールが流行しています。さまざまな商品が販売されており、100円ショップで購入できるものもあれば、1シート500円以上するものもあります。今回は、子どもがシールが欲しいと言ってきたとき、親としてどのように対応すべきか考えます。

広告

特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

空前のシールブーム! いくらするの?

昨年からジワジワと流行し始めたシールですが、そのブームは全国的に広がりました。100円ショップなどでも、かわいいシールを購入することができますが、特に流行っているのは、ボンボンドロップシールと呼ばれる、ぷくっとふくらんだ立体的なシールです。また、ぷにぷにとした感触のおしりシール、ふると中のビーズがゆれるシャカシャカシール、ウォーターシールなど、多種多様な商品が人気となっています。

立体的なシール出典:stock.adobe.com

特に、小中学生〜高校生で流行しているボンボンドロップシールは、1シート500円を超えます。店頭で品薄状態が続き、より高い価格で転売されることもありました。また、中国等で量産された類似品も出回り、価格は100円台〜800円台以上まで幅広い価格で販売されています。

さらに、シールを貼る台紙やシール帳も合わせて購入するケースが多いでしょう。シール手帳は、1000円前後が相場であり、製品により異なりますが500円台〜2000円前後です。

子どもにシールが欲しいと言われた場合

1シート500円以上するシールの場合、小学生が自分のお小遣いで何枚も購入するのは難しいケースもあるでしょう。子どもから、「シール買って!」「みんなも持っているよ」「私だけ交換できない」と言われることもあるしれません。

こんな時、子どもの要求に全て応えてシールを購入してあげたり、お小遣いを増やしてあげるのは、お金の教育上よくありません。子どもは、「欲しいものはどんどん買っていいんだ」「お金が欲しいと言えば、親はお金をくれる」と勘違いしてしまいます。

子どもが欲しいものがある場合は、お金の教育のチャンスです。ぜひ、このシールブームを活用して、お金の使い方について、親子で話し合ってみましょう。

貯金している子ども出典:stock.adobe.com

広告

子どもと話すべき内容とは?

では、具体的に、お金の教育の内容について確認していきます。まず、子どもには、以下のポイントを伝えるようにしましょう。

  • お金は簡単に手に入らない(働いた対価として得ることができる)
  • お金は使うとなくなる(他に欲しいものできても買えなくなる)
  • お金は本当に自分に価値のあるものに使うべき

ボンボンドロップシールなど、子どもがどうしても欲しいものがある場合、それが子どもにとって本当に価値があるものなのかを確認させます。シールを買うことで、他に欲しいものができても買えなくなることも伝えましょう。また、子どもの場合、仕事をしてお金を稼ぐことはできませんが、家のお手伝いをすることで、お小遣いとしてお金を渡す仕組みにすることもできます。

話し合う親子出典:stock.adobe.com

子どもの欲しいという欲求にすべて応えてしまうと、お金に対して間違った認識がうまれる可能性があります。ぜひ、シールブームをきっかけに、お子さんとお金の使い方について考えてみましょう。

まとめ

今回は、シールを例にしましたが、シールに限らず、子どもが欲しがっているものがある場合は、いつでもお金の教育につなげることができます。カードゲームやお菓子、高校生などの場合はスマートフォンなどを欲しがるケースもあるでしょう。ただ買い与えたり拒否をするのではなく、商品はいくらするのか、本当に価値があるものなのか、どうやって支払うのかなど個々のケースで話し合い、お金の大切さを伝えていきましょう。

広告

著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る