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20年後、後悔しないために。40代から毎月貯めたい金額「知れてよかった」「今月から必ず貯金する」

お金・学ぶ

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2026.04.25

現在40代の方は、引退時期は人によって異なりますが、仕事を退くまで約20〜30年程度あります。この期間中に、老後資金を準備しなければなりません。実際のところ、老後資金はいくら必要なのでしょうか。そしてどのように貯金したらよいのでしょうか。今回は40代女性の老後資金の準備方法を解説します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

老後に必要なお金とは?

40代は、そろそろ老後の生活を真剣にイメージし始めるタイミングです。現在シングルで、仕事を頑張っている方は、計画的にお金を準備する必要があります。

また、現在結婚しており、夫などパートナーが生計を維持している場合でも、今後パートナーに万が一のことがあるかもしれません。自分でもできるだけ自分の老後資金を準備するという意識を持ち、老後資金としていくら貯金しておけばよいのか、またそれをどのように準備するのかについて、考えておくことは重要です。

老後は、年金だけでは足らない生活費について、貯金を切り崩しながら生活をしていくことになります。老後に倹約生活を行えば、必要な貯金額を減らすことができ、一方、現役時代と同じように旅行や趣味を楽しみたい場合は、必要な貯金額は多くなります。

老後資金出典:stock.adobe.com

必要な老後資金を計算するために、毎月の貯金の切り崩し額は、5~10万円くらいと見積もっておきましょう。65歳から90歳で必要となる老後資金は、以下の通りとなります。

  • 毎月5万円切り崩す:1500万円(5万円×12ヶ月×25年間)
  • 毎月10万円切り崩す:3000万円(10万円×12ヶ月×25年間)

まとめると、65歳からの老後資金として少なくても1500万円が必要となり、できれば3000万円くらいを目標に貯金をすると安心です。

※金額はあくまで目安であり、年金の受給種類(厚生年金・国民年金)や世帯形態によって大きく異なります。実際に必要な老後資金は、ご自身の年金見込み額・生活スタイル・想定する老後期間によって大きく異なります。
※就業継続や繰り下げ受給により不足が少なくなるケースもあります。

毎月必要な貯金額は?

現在の年齢から仕事を引退するまで約20~30年間あると想定し、今から老後資金を準備する方法を見ていきましょう。ここでは、貯金目標を2000万円とします。

まず、現在の貯金額を確認し、老後までに貯めなければいけない金額を計算します。
例えば、現在すでに1000万円の貯金(老後資金)がある場合、必要な追加貯金額は1000万円です。残り20年で準備するためには、年間50万円、毎月4~5万円の貯金が必要となります。現在、正社員などでバリバリ働いている方の場合、決して難しい金額ではないでしょう。

現金イメージ出典:stock.adobe.com

一方、現在の貯金はほぼゼロ円という方の場合、2000万円を20年で準備するには、年間100万円、毎月8~9万円の貯金が必要となります。現在貯金がほとんどできていない方が、これから急に毎月8~9万円を貯めるというのは、ハードルが高めになります。まずは老後資金の必要性を認識し、しっかり気持ちを切り替えて貯金を始める必要があります。

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老後資金の貯め方

毎月確実にお金を貯めていきたいという場合は、先取り貯金がおすすめです。先ほど計算した毎月貯金するべき金額は、給与が振り込まれた時点で、別の貯金用の口座に移してしまいましょう。特に、毎月なんとなくお金を使ってしまい、今まで貯金ができていなかった人は、強制的に老後資金を貯める仕組みが必要です。

すでに老後資金に目途がたっている、または老後資金を増やしたいと考えている場合、資産運用を併用するのもおすすめです。すでに手元にある貯金額の一部をNISAやiDeCoと呼ばれる制度を利用して、資産運用に回すことで、老後の生活が始まる手前の約20~30年間で、お金を増やせる可能性もあります。

※注意:NISAやiDeCoは預金と異なり、運用成果によっては投資した元本を下回る(元本割れ)リスクがあります。将来の運用成果は保証されるものではありません。投資する際はご自身の判断と責任で行ってください。

悩む女性出典:stock.adobe.com

まずは老後生活を具体的にイメージしよう

日々、仕事や家事、子育てに忙しい40代女性は、自分の老後生活を後回しにしがちです。しかし、いざ老後を迎えた時に、お金が足りなくなってしまうと経済的に困ってしまいますね。まだ20~30年間と余裕がある今のうちに、真剣に老後の生活をイメージして、貯金計画を立てることが大切です。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、現在の貯金額や、将来必要な貯金額、そしてこれから毎月貯めるべき金額をぜひ計算してみましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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