節約する方法は食費や光熱費だけではない
少しでもお金を節約しようと、食費や光熱費の管理を頑張っている人は多いでしょう。実は「体を動かす・健康に保つ習慣」を身に付けることで、大きな節約につながる可能性があります。
定期的なウォーキングや筋トレなどを行って、健康的な生活を送ることができれば、病院に通ったり、市販薬を買ったりする頻度が下がります。そして、将来的には大きな病気をするリスクを減らし、健康寿命を延ばすこともできるでしょう。
運動やダイエットをするといくら節約になる?
総務省の2025年家計調査(2人以上世帯)によると、1世帯あたりの保険医療費は、月15,785円でした。これには、病院の診察代だけではなく、医薬品、健康保持用摂取品、保健医療用品・器具なども含まれます。
もし運動習慣を身に付け、より健康な身体になると、この保険医療費にかかるお金を一部節約することができるようになります。高血圧などの生活習慣病で薬を飲んでいるという人も、運動の効果によって、薬の量を減らしたり、薬をやめたりできるかもしれません。
さらに、無駄な間食や飲酒を減らすダイエットを取り入れれば、日々の嗜好品代も抑えられます。たとえば、以下のように見直すだけで月合計5,000円の節約が可能です。
- お菓子や間食を週2回やめる:2,400円の節約(300円×月8回)
- カフェラテを週2回やめる:1,600円の節約(200円×月8回)
- お酒を月2回やめる:1,000円の節約(500円×月2回)
- 合計:毎月5,000円の節約
運動習慣とダイエットで健康とお金を手に入れる
厚生労働省の「令和5年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、毎日の歩数の平均値は男性で6,628歩、女性で5,659歩です。この10年間でみると、男女とも減少していることが分かりました。また、同じ資料によると、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合は、男性14.1%、女性9.5%。この10年間でみると、女性では有意に増加していました。
つまり、現代の日本人は、運動不足や生活習慣の乱れから不健康なリスクを抱えやすい状況と言えます。
忙しい日々の中でも、歩く距離を少し延ばしたり、甘いお菓子やお酒の量を少し減らしたりするだけで生活は変わります。今回ご紹介した内容を参考に、できることから運動やダイエットを始めて、健康な身体と家計の節約の両方を手に入れましょう。



